ルフトバッフェの天駆ける貴公子! 撃墜王アフリカの星

 
どんなに優れた戦闘機でもレーシングマシンでも
乗り手の技量がやはり一番肝心なところなのだ!
 
今までマニア系ブログは、ハード面でUPしてきたけど、

今回は、人物に焦点をあてて見よう!
 
 
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ハンス・ヨアヒム・ヴァルター・ルドルフ・ジークフリートマルセイユ
(Hans-Joachim "Jochen" Walter Rudolf Siegfried Marseille
うおお~長い名前じゃ~ 寿限無寿限無
 
アフリカの星(Stern von Afrika)の通称で知られる
ルフトバッフェ(Luftwaffe)のエースパイロットだぞ、しかもめちゃイケメン!
 
おもに アフリカ戦線で活躍 西側連合軍機を158機撃墜している
相手が高性能のアメリカ、イギリス機なんでこのスコアーだけど、
東部戦線でソ連機相手なら300機以上は確実だと言われているんだ。
現に 
エーリヒ・アルフレート・ハルトマン(Erich Alfred "Bubi" Hartmann)
は、赤軍相手に352機という空前絶後の大記録を打ち立てている!
 
ドイツ人だけど、マルセイユというぐらいだから 
フランスから17世紀に亡命した新教徒の末裔らしい!?
 
1938年にルフトバッフェに入隊
 
バトル・オブ・ブリテン(Battle of Britain)では7機を撃墜する一方で、
自分も6回撃墜されてるんだのう・・(-_-;)
 
このイケメン・マルセイユくん 軍紀違反が得意で素行不良だたらしいけど、
部隊とともに北アフリカ戦線へ派遣されてから、
理解ある上官に恵まれたこともあって空戦技術の向上に開眼し、
急速に撃墜スコアを伸ばしていったんだ。
 
 
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イケメン・マルセイユくんの愛機 MesserschmittBf109F-4/Trop
メッサーシュミット Bf(Meといういい方もある)ワンオーナイン
フリードリヒ タイプ4 Tropというのは砂漠仕様ということだ!
ウッキにも載ってなかったぞ! 
ゲルブ14 黄色の14が彼のトレードマークなのだ!
 
 
以前にも メッサはUPしてるんで見てね!
http://blogs.yahoo.co.jp/yhmatyami2/19807509.html
 
格闘戦を主体とした戦闘スタイルで卓越した操縦技倆と目の早さを持ち、
旋回しながら敵機の未来位置を予測して射撃する!
いわゆる偏差射撃の天才だったのだ!
 
大リーグボール1号を投げる星飛雄馬のようなやつなのだ!?
 
1日に3回出撃して17機を撃墜するという離れ業をやってのけた。
強敵相手に、ハットトリックを1日3試合連続達成したようなもんかぁ? すごッ!
 
その攻撃にかかった敵はまるで自分から銃弾に向かっていくようだったという。
 
しかもほとんど無駄な弾丸を使わず一機撃墜するのに平均15発だったという。
 
そんなイケメン・マルセイユくんは、22歳の若さで大尉に昇進した。
これはドイツ空軍最年少の記録だそうだ。
 
容貌が映画スターのように瀟洒(しょうしゃ あかぬけたという意味)
だったんで、戦意高揚のためにゲッベルス(Paul Joseph Goebbels)により
ドイツ全土で「アフリカの星」との名で戦功を報道され、
多くのドイツ国民、とりわけ女性から憧れの目で見られたんじゃ(当然だね!)
 
1957年に「撃墜王 アフリカの星」として映画化されているのだ。
 
 
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上官に反抗的、
抜群の操縦能力、
天才的な射撃能力、
若く 甘いルックス!?
 
もう 映画やドラマの主人公そのままだね!!?
 
 
 
 

しかし、受け取って間もない新型機Bf109G-2/Tropで敵地上空でエンジン火災が発生
帰らぬ人となった!享年22歳 

新型G-2はエンジン故障率が高かったため、
イケメン・マルセイユくんは、
新型機を使用するようにという命令を無視していたが、
元帥自らの命令で仕方なく搭乗しての事故だったのだ!

このメッサという機体は、
世界で初めて一撃離脱戦法を前提に開発されたとされ、
機体重量に比し小さく薄い主翼のため 
格闘戦(dog fight)にゃ向いていないところがあるんじゃが
 
 
やはり 戦闘機も乗り手次第なのだと 彼が証明している!
 
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先の大戦でお亡くなりになられた多くの方々のご冥福をお祈りします。(-∧-)合掌・・・
 
 
 
 
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